SIGN関数の使い方:指定した数値の正負の符号を調べて結果を返す

SIGN関数の使い方:指定した数値の正負の符号を調べて結果を返す

SIGN関数は、指定した数値の正負の符号を調べる関数です。

SIGN関数の戻り値は、引数〔数値〕の符号が正(プラス)なら「1」を返し、符号が負(マイナス)なら「-1」、引数〔数値〕が「0」なら戻り値も「0」になります。

SIGN関数の基本的な使い方

対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010

SIGN関数の書式です。

=SIGN(数値)
※カッコ内の「数値」を引数といいます。

引数の説明

  • 数値:正負の符号を調べる数値、または数値が入力されているセルを指定。

SIGN関数の使用例

使い方は簡単で、引数に正負の符号を調べる数値や数値が入力されているセルを指定するだけです。

下記サンプルのA列が元の数値で、C列がSIGN関数が返す戻り値です。

SIGN関数の基本的な使用例

引数がプラスであれば「1」、マイナスであれば「-1」、ゼロ(0)であれば「0」が返ります。

引数〔数値〕に数値以外の文字列が指定された場合は、エラー値(#VALUE!)が返されます(サンプルの7行目)。また、空白が指定された場合は、「0」が返されます(サンプルの8行目)。

どんな使い方ができる?

下記サンプルは、予算と実績から予算の執行状況を計算している表で、当初予算から実績を差し引いた結果で予算が適切だったかを管理しています。

判定結果に応じたメッセージを表示

予算と実績の差額が計算されていますので、数字を確認すれば予算が適切だったかをチェックすることはできますが、予算と実績をチェックした結果がコメントとして表示されていたら、より分かりやすい表になります。

そこで、IF関数とSIGN関数を組合せて、予算と実績をチェックした結果のコメントを表示します。

数式は以下のように、IF関数でSIGN関数の戻り値を判定しコメントを表示しています。

=IF(SIGN(C2)=-1,”足りない”,IF(SIGN(C2)=1,”多すぎ”,IF(SIGN(C2)=0,”ちょうどいい”)))

予算執行状況のD列に上記の関数を入力します。まず、D2セルに上記の数式を入力し、他のセルにオートフィル機能を使ってコピーすれば完了です。

SIGN関数と同じ分類の関数

SIGN関数と同じ系列の関数は以下のページで探せます。

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