SUMSQ関数は、指定した数値の平方和を求める関数です。
平方とは、数値を2乗することで和とは足し算することなので、平方和は各数値を2乗して足し算することです。
SUMSQ関数の基本的な使い方
対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010
SUMSQ関数の書式です。
=SUMSQ(数値,数値2,…,数値255)
※カッコ内の「数値,数値2,…,数値255」を引数といいます。
※引数〔数値〕は255個まで指定可能。
引数の説明
- 〔数値〕:平方和を求める数値を指定。数値を直接指定することもセルで指定することもできます。セル範囲(A1:A10)で指定することも、セルを個別(A1,A2,A3)に指定することもできます。
SUMSQ関数の使用例
各セルに入力されている数値から平方和を求めます。

=SUMSQ(A2,A3,A4,A5)
数式の説明
- 引数〔数値〕に平方和を求める数値を指定。
上記の例では、平方和を求めるセルを個別に指定していますが、「=SUMSQ(A2:A5)」のようにセル範囲で指定することも可能です。
配列の平方値を計算する関連関数
- SUMX2MY2関数:指定した2つの配列要素の平方差の合計を求める
- SUMXMY2関数:指定した2つの配列要素の差で平方和を求める
- SUMSQ関数:指定した数値の平方和を求める
- SUMX2PY2関数:指定した2つの配列要素の平方和を合計する
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