UNIQUE関数の使い方:指定する範囲の重複データを1つにまとめる

UNIQUE関数の使い方:指定する範囲の重複データを1つにまとめる

UNIQUE関数は、指定した範囲の重複データを1つにまとめたり、1度だけ出現するデータを取り出したりする関数です。

なお、UNIQUE関数はOffice365でしか使えない関数です。

UNIQUE関数の基本的な使い方

対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010

UNIQUE関数の書式です。

=UNIQUE(配列,[列の比較],[回数指定])
※カッコ内の「配列,[列の比較],[回数指定]」を引数といいます。

引数の説明

  • 〔配列〕:検索対象の配列やセル範囲を指定。
  • 〔[列の比較]〕:引数〔配列〕のなかを検索する方向を指定。TRUEを指定すると、列同士を比較し一意の列を返す。FALSEを指定すると、行同士を比較し一意の行を返す。省略すると「FALSE」を指定したと見なします。
  • 〔[回数指定]〕:引数〔範囲〕に出現する重複データの扱いを指定。TRUEを指定すると、1回だけ現れるデータだけを取り出す。FALSEを指定すると、重複データは1つにまとめる。省略すると「FALSE」を指定したと見なします。

UNIQUE関数の使用例

下記サンプルは、A1~C9セルのデータから、重複するデータを1つにまとめて表示しています。

UNIQUE関数の基本的な使用例

=UNIQUE(A2:C9)

数式の解説

  1. 第一引数〔配列〕には、A2~C9セル(見出し行は除く)のデータを指定。
  2. 第二引数〔[列の比較]〕は省略していますので、行同士を比較し一意の行を返します。
  3. 第三引数〔[回数指定]〕も省略していますので、重複データは1つにまとめて結果を返します。

なお、数式は「E2セル」にしか入力していませんが、UNIQUE関数は配列数式(スピル)として動作しますので、戻り値が複数行ある場合、結果も複数の行わたって表示されます。

1回のみ現れるデータだけを取り出す

引数〔[回数指定]〕にTRUEを指定し、1回のみ現れるデータだけを取り出します。

1回のみ現れるデータだけを取り出す

=UNIQUE(A2:C9,,TRUE)

  1. 第一引数〔配列〕には、A2~C9セルのデータを指定。
  2. 第二引数〔[列の比較]〕は省略(行同士を比較し一意の行を返す)。
  3. 第三引数〔[回数指定]〕には「TRUE」を指定し、配列のなかから1回だけ現れるデータのみを取り出します。

左側の表には、商品コード400のなし、500のかきはともに1回しか現れませんので、これらのデータが取り出されます。

並びがバラバラのデータはSORT関数で並び変える

左側のデータは商品コードの並びがバラバラです。商品コードの昇順になっていませんが、この状態でもUNIQUE関数でデータを取り出せます。

しかし、並びが順不同で見やすくありませんので、SORT関数で商品コードの昇順に並べかえて表示します。

SORT関数と組合せて並び変える

=SORT(UNIQUE(A2:C9,FALSE))

SORT関数の引数にUNIQUE関数を指定しUNIQUE関数の戻り値を並び替えます。

  1. UNIQUE関数の第一引数〔配列〕には、A2~C9セルのデータを指定。
  2. UNIQUE関数の第二引数〔[列の比較]〕はFALSEを指定(行同士を比較し一意の行を返)。省略しても同じ。
  3. UNIQUE関数の第三引数〔[回数指定]〕は省略(重複データは1つにまとめる)。
  4. SORT関数でUNIQUE関数の戻り値を並び替え。

UNIQUE関数と同じ分類の関数

UNIQUE関数と同じ系列の関数は以下のページで探せます。

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