N関数の使い方:指定した引数の値を数値に変換する関数:Excel関数

N関数の使い方:指定した引数の値を数値に変換する関数:Excel関数

N関数は、指定した引数の値を数値に変換する関数です。

N関数は、他の表計算ソフトとの互換性を保つために提供されている関数で、普段の業務などで使用する機会の少ない関数です。

通常、Excelは日付や時刻、論理値、数値に変換可能な文字列などのデータは必要に応じて自動的に数値に変換されます。しかし、数値に変換不能な形式のデータもあります。N関数は、こうした変換不能なデータを強制的に変換するための関数です。

N関数の基本的な使い方

対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010

N関数の書式です。

=N(値)
※カッコ内の「値」を引数といいます。

引数の説明

  • 〔値〕:数値に変換する値やセルを指定

引数〔値〕には、下記のように数値や文字列、論理値などを直接指定できますが、通常の場合はセル参照を指定して使います。

=N(“Excel”) → 戻り値は「0」

N関数の使用例

N関数を使い、テスト対象内のC列の値を数値に変換しD列に表示しています。

N関数で数値に変換する

テスト対象C列の〔値〕を数値に変換

  • 2~4行目の「エラー値」→ エラー値に変換
  • 5行目の「論理値 TRUE」→ 「1」に変換
  • 6行目の「日付」→ シリアル値に変換
  • 7行目の「論理値 FALSE」→ 「0」に変換
  • 8行目の「文字列」→ 「0」に変換

上記のように、非数値は数値に、日付はシリアル値に、論理値 TRUEは「1」に、エラー値はエラー値のまま、それ以外は「0」に変換します。

N関数の戻り値のまとめ

データの値 N関数の戻り値
数値 数値
日付や時刻 シリアル値
論理値(TRUE) 1
論理値(FALSE) 0
エラー値(#DIV/0!,#VALUE!,#REF!など) そのまま
文字列 0

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