ISFORMULA関数は、指定した参照（セル）が数式かどうか調べて結果を返す関数です。
参照が数式なら「TRUE（真）」を返し、数式でなければ「FALSE（偽）」を返します。
セルに表示されている値が数式の結果なのか、それとも直接入力されているものなのかを判断する場合、IF関数と組合せIF関数の引数（論理式）に指定すれば、ISFORMULA関数の戻り値に応じて処理を振り分けることができます。
ISFORMULA関数の基本的な使い方
対応バージョン：Excel365 2019 2016 2013 2010
ISFORMULA関数の書式です。
=ISFORMULA(参照)
※カッコ内の「参照」を引数といいます。
引数の説明
- 〔参照〕：数式かを調べるセルを指定
ISFORMULA関数の使用例
下記のサンプルは、数式と文字列が混在してB列に入力されていますが、このB列の値をISFORMULA関数の引数〔参照〕として、内容が数式かどうかを調べています。
=ISFORMULA(B2)
- 〔参照〕が数式の戻り値の「TRUE」や「FALSE」などの論理値の場合、ISFORMULA関数は「TRUE」を返します。それが、サンプルの2~７行目までです
- 〔参照〕がエラー値（例では#VALUE!）の場合でも、数式の戻り値なのでISFORMULA関数は「TRUE」を返します（4~5行目）
- 〔参照〕が数値や文字列の場合、ISFORMULA関数は「FALSE」を返します（8~10行目）
ISFORMULA関数と同じ分類の関数
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