DAYS関数は、指定した2つの日付から期間の日数を求め結果を返す関数です。
開始日と終了日の日付から、その期間を求めることができるので、例えば、キャンペーンなどを行う際のキャンペーン期間を簡単に割り出すことができます。
DAYS関数の基本的な使い方
対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010
DAYS関数の書式です。
=DAYS(終了日,開始日)
※カッコ内の「終了日,開始日」を引数といいます。
引数の説明
- 〔終了日〕:求める期間の最後の日付を指定。
- 〔開始日〕:求める期間の最初の日付を指定。
引数を文字列で指定する場合は「ダブルクォーテーション(”)」を前後に付けて指定します。例えば、「=DAYS(“2021/1/9″,”2021/1/2”)」のように指定します。
なお、終了日・開始日の一方だけ「文字列」で指定することも可能です。例、「=DAYS(“2021/1/10”,A2)」のようなイメージです。
DAYS関数の使用例
入力してある開始日および終了日から「DAYS関数」で期間内日数を求めます。
Excelでは日付や時刻を「シリアル値」という数値で管理しています。日付のシリアル値は、1900/1/1を「1」とし、それ以降日付の経過とともに「1」ずつ増えて行きます。1からの連番で管理されているので、1900/1/2は「2」となり、1900/1/3は「3」となります。
このように、日付を連番で管理しているた、期間内日数を求めるなどの計算をすることが可能になります。

=DAYS(B2,A2)
日付は、西暦でも和暦で入力されていても計算できます。
日付と一緒に時刻が入力されている場合の時刻は、無視して計算します。
終了日よりも開始日が先の日付の場合は「マイナス」の結果が返りますので、結果が「マイナス」の場合は、引数の指定順序に間違いがないか確認する必要があります。引数は〔終了日〕〔開始日〕の順なので、勘違いする可能性もあります。
指定可能な日付は、明治33年1月1日(1900年1月1日)から現在および将来の日付までです。1900年1月1日よりも前の日付を指定するとエラー(#VALUE!)が返されます。
日付以外の文字列が入力されているとエラー(#VALUE!)になります。
DAYS関数と同じ分類の関数
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