WEEKNUM関数は、指定した日付が年初の1月1日の週から数えて何週目にあたるかを求める関数です。
関数の戻り値は、何週目かを表す数値が返されます。
年初の1月1日を含む週は「1」が戻り値になります。
ISO8601方式で、指定した日付が何週目になるか求める場合は「ISOWEEKNUM関数」を使います。
WEEKNUM関数の基本的な使い方
対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010
WEEKNUM関数の書式です。
=WEEKNUM(シリアル値,週の基準)
※カッコ内の「シリアル値,週の基準」を引数といいます。
※引数〔週の基準〕は省略できます。省略すると「1(週の始まりは日曜日)」を指定したと見なされます。
引数の説明
- 〔シリアル値〕:日付がシリアル値で入力されているセル、または文字列で指定。
- 〔週の基準〕:週の開始の曜日を示す数値で指定。省略可能。省略した場合は「1(週の始まりは日曜日)」を指定したと見なす。
週の基準の指定内容
週の基準 | 週の始まりの曜日 |
---|---|
1または省略 | 日曜日 |
2 | 月曜日 |
11 | 月曜日 |
12 | 火曜日 |
13 | 水曜日 |
14 | 木曜日 |
15 | 金曜日 |
16 | 土曜日 |
17 | 日曜日 |
21 | 月曜日 |
シリアル値(日付)を文字列で指定する場合は「ダブルクォーテーション(”)」を前後に付けて指定します。例えば、「=WEEKNUM(“2021/9/6”)」のように指定します。
WEEKNUM関数の使用例
入力してある日付が、その年の1月1日の週から数えて何週目になるか求めています。

=WEEKNUM(A2)
指定した日付が年初の1月1日を含む週から数えて何週目かが、WEEKNUM関数の結果として返されます。
引数〔週の基準〕の指定内容によって、同じ日付でも返される値が異なります(上記サンプル赤枠を参照)。
上記サンプルの4行目と5行目は同じ「2021/9/5」ですが、4行目は週の始まりの曜日を「省略(1を指定したと同じ)」したもので、5行目は週の始まりの曜日を「11(月曜日)」とした場合です。
結果は、前者が「37(週目)」で、後者が「36(週目)」となります。
引数〔週の基準〕の指定内容によって結果が異なってきますので注意しましょう。
WEEKNUM関数と同じ分類の関数
WEEKNUM関数と同じ系列の関数は以下のページで探せます。