DCOUNT関数の使い方:複数の条件を満たす数値の個数を求める:Excel関数

DCOUNT関数の使い方:複数の条件を満たす数値の個数を求める:Excel関数

DCOUNT関数は、指定した複数の条件と一致する数値データの個数を数える関数です。

条件の指定方法によって「AND条件」と「OR条件」を使い分けることが可能です。条件を同じ「行」に指定すれば「AND条件」となり、別の「行」に指定すれば「OR条件」となります。

DCOUNT関数の使い方

対応バージョン:Excel365 2019 2016 2013 2010

DCOUNT関数の書式です。

=DCOUNT(データベース,フィールド,条件)
※カッコ内の「データベース,フィールド,条件」を引数といいます。
※返される結果は、条件に一致した行で、かつ、引数[フィールド]に数値が入力されているセルの個数です。
※引数[フィールド]を省略すると、条件に一致した行数が返されます。

引数の説明

  • 〔データベース〕:検索範囲を列見出しも含めて指定
  • 〔フィールド〕:個数を数える列の見出しを指定
  • 〔条件〕:検索条件を入力したセル範囲を指定

DCOUNT関数の基本的な使い方

それでは、実際のサンプルでDCOUNT関数の使い方をイメージしましょう。

以下のサンプルは、ポイントカード利用者の管理表で、そこから「男女・年齢・職業」に入力した条件に基づいて会員の人数を調べています(画像の右側の部分)。

画像右側の上が「OR条件」で個数を数えたもの、下が「AND条件」で個数を数えた例です。

なお、職業は数値で表していますが、意味は以下のように決めています。

  • 1:会社員
  • 2:パート
  • 3:アルバイト
  • 4:学生
  • 5:無職

また、男女別は、1が男性で2が女性としています。

DCOUNT関数の使用例

OR条件の使い方

まず、「OR条件」で個数を数える場合です(画像の右上)。

関数式は以下の通り。

=DCOUNT(A2:F16,A2,H2:J4)

関数式の説明

引数〔データベース〕には、個数を数えるセル範囲を指定しますので、見出し行も含めて「A2:F16」を指定。

引数〔フィールド〕には、個数を数える列の見出しを指定しますので、ここでは「会員コード」列の見出し文字列(A2セル「会員コード」)を指定します。

次に条件ですが、ここでは「OR条件」で検索するので、条件の1行目の職業に2(パート)を指定し、条件の2行目に年齢が40歳を超える(>40)、かつ、職業は1(会社員)を指定して人数をカウントしています。

このように、条件を2行に分けて書くことで「OR条件」となりますので、結果は、いずれかの条件を満たしたデータの個数が返されます。

パート(2)の人数は上記の画像から2人、年齢が40歳を超えて職業が会社員(1)の人数は3人なので、この両者の人数を合計した「5人」が結果として求められます。

AND条件の使い方

次に、「AND条件」で個数を数える場合です(画像の右下)。

関数式は以下の通り。

=DCOUNT(A2:F16,A2,H10:J11)

関数式の説明

引数〔データベース〕には、見出し行も含めて個数を数えるセル範囲を指定します。

引数〔フィールド〕には、個数を数える列の見出し(「会員コード」列の見出し文字列)を指定します。

今度は「AND条件」で検索するので、条件を入力する行は1行だけです。

男女は女性(2)、年齢は25歳を超える(>25)、職業は無職(5)を指定し、この全ての条件を満たしたデータの個数が返されます。

上記の画像からも分かりますが、この条件に一致するデータは1個だけなので結果は「1」となります。

まとめ

DCOUNT関数は、条件を満たす数値データの個数を数える関数でしたが、文字データの個数を数える場合は「DCOUNTA関数」を使います。

書式や使い方はDCOUNT関数と同じで、書式は関数名が違うだけであとは同じです。

=DCOUNTA(データベース,フィールド,条件)

引数〔条件〕に文字列を指定すると、この条件を満たすデータの個数を数え結果を返します。セルの内容が空白の場合は無視されます。

DCOUNTA関数の使用例

住所に「北海」の文字列が含まれる文字データの数を数え結果を返します。住所に「北海」が含まれるのは3つだけですから、「3」が結果となります。

なお、引数〔条件〕には、ワイルドカードも使用できます。条件に指定する文字列の一部しか分からなくても、ワイルドカードを使って個数を数えることが可能です。

ワイルドカードの使い方や種類については以下のページを参照してください。

DCOUNT関数と同じ分類の関数

DCOUNT関数と同じ「カウント」系の関数は以下のページで探せます。

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