条件によって処理を分けるならIF関数を使う:Excel関数

条件によって処理を分けるならIF関数を使う:Excel関数

条件によって行う処理を分ける場合は「IF関数」を使います。

ある条件を満たした場合はA処理、満たさなかった場合はB処理を行うというように、IF関数を使うことで指定した条件の値によって動作を分けることができます。

条件によって処理を振り分けるIF関数

IF関数の書式は以下のようになります。

=IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
※括弧内に指定する「論理式, 真の場合, 偽の場合」を”引数”といいます。
※論理式には真偽(TRUE-真かFALSE-偽)判定する計算式を指定。

論理式で記述できる比較演算子は以下の通りです。

比較演算子 意味
A = B AとBが等しい
A > B AがBよりも大きい
A < B AがBよりも小さい
A >= B AがBよりも大きい、もしくは等しい
A <= B AがBよりも小さい、もしくは等しい
A <> B AとBは等しくない

論理式を評価し、真(正しい)であれば評価はTRUEとなり、偽(正しくない)であれば評価はFALSEとなります。

下記のサンプルでは、在庫管理表で在庫数量が最低在庫数量の20になった場合、つまり論理式の評価結果がTRUEの場合は、要発注のシグナルを表示しています。

在庫数量で処理を分ける

C5セルの内容が20になった場合、もしくは20を下回った場合(TRUEの場合)に、F5セルに「要発注」と表示します。在庫数量が20を超える場合(FALSEの場合)は空白を表示します。

=IF(C5<=20,"要発注","")

論理式に指定するセルが数字以外の場合

上記のサンプル在庫管理表の場合、在庫数量は数字である必要があります。しかし、在庫数量が何らかの理由で空白になっていたり、数字以外の文字列になる場合も想定しておく必要があります。

セルが数字かチェック

上記のサンプルの場合、在庫数量が空白であれば「要発注」と表示されてしまいます。これでは、不正確な結果となってしまいますので、IF関数で数量の比較をする前に、在庫数量が数字であることを確認しておく必要があります。

在庫数量が数字かどうかを判定するためには以下の関数が使えます。

ISBLANK関数を使う

ISBLANK関数を使う

=IF(ISBLANK(C3),””,IF(C3<=20,"要発注",""))

ISBLANK関数でC3セルが空白の場合はF3セルに空白を、空白以外ならIF(C3<=20,"要発注","")で在庫数量を判定し「要発注」をセットしています。

ISNUMBER関数を使う

ISNUMBER関数を使う

=IF(ISNUMBER(C4),IF(C4<=20,"要発注",""),"")

ISNUMBER関数でC4セルが数値の場合、IF(C4<=20,"要発注","")で在庫数量を判定し「要発注」をセットしています。数値でなければ空白をセットします。

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